Virgninia Woolf Web



第二版

ホガース・プレス

ヴァージニア & レナード

 清水 一嘉 著


 胡蝶豆本・28『ホガース・プレス』
 実物大 7.2 x 9.5cm 101p. 1984

[豆本]

 □ 目 次
     ■1915〜17
       台所の印刷機

     ■1917 (2)
       ヴァージニア & レナード『二つの物語』

     ■1918
       キャサリン・マンスフィールド『序曲』

     ■1919
       T.S.エリオット『詩集』
       V.ウルフ『キュー・ガーデン』

     ■1920〜21
       英訳ロシア文学書出版
        V.ウルフ『月曜日か火曜日』

     ■1922
       V.ウルフ『ジェイコブの部屋』

     ■1923〜30
       T.S.エリオット『荒地』
       『フロイト著作集』

    付 録 : さらに詳しく知りたい方に

●清水一嘉(しみずかずよし)
1938年神戸に生まれる。1964年東北大学文学部文学研究科修士課程(英語英文学専攻)を修了、現在愛知大学文学部教授。著書に『作家への道−イギリスの小説出版』『イギリス小説出版史』(共に日本エディタースクール出版部)『イギリスの貸本文化』(図書出版社)『イギリスの古本屋』(胡蝶の会) 翻訳書に『エドワード・ガーネット伝−現代イギリス文学を育てた生涯』G.ジェファーソン著(日本エディタースクール出版部)などがある。現在『英語教育』(大修館)に「漱石のロンドン日記から」を連載中。

 

●胡蝶豆本『ホガース・プレス』のデジタル出版について
 かつて、「胡蝶の会」という愛書家の集まりで豆本の出版・頒布がおこなわれていたそうです。掌サイズの小さな本で、印刷・製本・装丁は手作りによる職人技の見事で美しい仕上がりとなっています。『ホガース・プレス』はそのシリーズの1冊。150部限定で1984年に発行されました。(150部というのはホガース・プレスの最初の手作り出版物『二つの物語』の発行部数と同じです!)「胡蝶の会」も現在はすでになく、入手は到底不可能なため Virginia Woolf Web では著者の清水一嘉氏にデジタル版での出版許可をお願いしたところ、快く承諾くださいました。氏のご好意に対し、この場を借りて感謝の意を表したいと思います。イギリスの出版事情、書籍文化に通じた著者ならではの見識に富んだ内容は、ウルフ夫妻のもう一つの側面を知るよい手がかりになるはずです。手作りという点では、ウルフ夫妻も、豆本もそしてこのWeb Pageも共通しているといえましょう。今回、デジタル版では『ホガース・プレス − ヴァージニア & レナード』とタイトルの一部を改め、ネットワーク上で出版することで、さらに多くの皆さんにホガース・プレスについて日本語で読んで頂けると思います。出版媒体のもつ意味、ウルフ文学の背景とその位置付けの理解の一助になればと願っています。

  25 May, 1998 Virginia Woolf Web

●デジタル第二版について
『イギリス近代出版の諸相 コーヒー・ハウスから書評まで 』世界思想社 (1999.12)に「ホガース・プレス」の章として収録されました。活字書籍の出版にともなってデジタル第二版として全体を改訂しました。 8 March, 2001


(C) Copyright Kazuyoshi Shimizu & VWW 1998-2001

『ホーガース・プレス』のコピーライトは清水一嘉氏とVWWにあります。リンクは自由に張って下さってかまいませんが、各構成ページを含む全体及び一部を転載もしくは複製配布される場合はご一報願います。

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